2009年03月31日

東京 | 東京外大とICUがタッグ

東京外国語大学(府中市)と国際基督教大学(三鷹市、ICU)は学部・大学院で単位を互換することなどを柱とした教育・研究交流などに関する基本協定を結んだ。語学教育に定評があり、キャンパスも徒歩で行き来できるほど近いことから、「中身の濃い交流をしたい」としている。外語大の亀山郁夫学長とICUの鈴木典比古学長がICUで調印し、記者会見した。
それによると、09年度から図書館の相互利用を始め、2010年度から単位を互換できるようにする。
外語大は前後期制、3学期制であることから、互換の方法などは今後調整する。

2009年03月30日

熊本 | 経済苦の高校生支援に教職員が事業団

経済的理由で授業料が払えない生徒や学生を支援しようと、熊本私学教職員組合連合(熊本私教連)などは奨学金の貸与事業などを行う熊本私学教育支援事業団(理事長、鳥飼香代子熊本大教育学部教授)を設立した。熊本市内であった発足式には50人が参加。
熊本私教連の1月の調査では、うち14校の生徒の約8%にあたる809人が授業料を滞納し、経済的理由で51人が退学した。
仙波達哉・熊本私教連委員長は「早急に直接支援しないと退学者はさらに増える。4、5年で1億円を集めたい」と話す。

2009年03月27日

岐阜 | 教員免許更新に356講座を開講

10年に1度、教員が講習を受けて免許を更新する「教員免許更新制」が4月に始まるため、岐阜大などは新年度、岐阜県内で計356講座の免許更新講習を開講する。4月13日から申し込みを受け付ける。
幼稚園~高校の教員は、決められた期間に計30時間(必修12時間、選択18時間)の受講が必要になり、研修を受けなければ、教員免許は失効する。県内では、岐阜大を含む8大学と4短期大学、県教育委員会などが組織を作り、更新講習を実施する。

2009年03月25日

早稲田大学 | 早く法科大学院へ

大学を3年で卒業する学生が増えている。「3年卒業」は、文部科学省が99年、大学改革の一環で学校教育法を改正し、可能になったが、早稲田大学法学部では2年連続、3年生の女子学生が、卒業生の総代に選ばれ、25日の卒業式で卒業証書を受け取る。
文科省が06年度に、調査したところ、3年での卒業を認める早期卒業制度を導入している大学は107。国立では、東北大、筑波大など、私立では、早大や明治大、成蹊大などが一部の学部で認めている。

2009年03月24日

京都 | 龍谷大、全面禁煙

龍谷大(京都府京都市)は4月1日から敷地内を全面的に禁煙にすると発表した。教育機関として受動喫煙防止のための取り組み強化が必要と判断した。これまで屋外のみに設置していた灰皿を、4月までに撤去するか、使用できない状態にする。同大学保健管理センターによると、00年5月には教員の個人研究室を除く屋内禁煙を実施、03年7月からは屋内を全面禁煙とした。
深草と大宮、大津市内の瀬田の3キャンパスの計81カ所に灰皿がある。同大学では今年1月から、チラシを配ったりのぼりを立てたりして、敷地内全面禁煙の必要性を訴えるキャンペーンを実施。

2009年03月17日

一橋大でアジア経済の専門家を養成

一橋大は新年度から国際協力機構(JICA)と協力して、経済事情と経済理論の両方を組み合わせた新しい教育プログラムを始める。現場感覚と分析力に優れた専門家を育成して、政府機関や国際機関、シンクタンク、企業などで活躍してもらいたいとしている。JICAから一橋大に教員を派遣。
1年次から開発援助について実体験に基づいた講義をする。2年次にはアジアでJICAが開発援助を現場を見学して、現地の学生と交流。3年次には現地の学生との討論会も実施する。4年次にはプロジェクトに参加するなど卒業論文にまとめる。参加者は1学年20人程度を見込んでいる。

2009年03月16日

茨城 | 医師確保で県が2大学と連携

深刻化する医師不足の解消につなげるため、筑波大学(つくば市)と連携強化に乗り出す。県出身者の入学枠「地域枠」を両大学に新設するほか、寄付講座も設置し、筑波大は神栖済生会病院、東京医科大は筑西市民病院と小美玉市医療センターに医師を派遣するという。地域枠は09年度から筑波大医学群医学類に設けられる。
在住者で定員5人。在学中は貸与を受けられる。卒業後の医師免許取得後、県指定の病院で働けば返還が免除される。9年のうち半分以上は、医師不足の29市町村の医療機関に勤務することが条件。

2009年03月13日

愛知 | 豊田市、8大学と協定

愛知県豊田市は、8大学と、相互に連携を深めるための協定を結ぶ。市教委の講座に学生を受け入れたり、大学生が市内の小中学校でボランティア活動をしたりする。大学と一斉に協定を結ぶのは珍しいという。06年に、愛知教育大(刈谷市)と協定を結んでいるが、今回はそれを拡大する形。
豊田市にキャンパスが中京大、愛知工業大、愛知学泉大、桜花学園大、愛知みずほ大と、三好町にキャンパスを置く愛知大と東海学園大、豊明市の名古屋短大の計8大学が対象。市教委の吉田万佐敏教育長らが2日から各大学を訪れており、すでに間で協定書に調印した。

2009年03月12日

教育再生懇が会合

教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)はノーベル物理学賞を受賞した小林誠氏、北京五輪銅メダリストの朝原宣治氏ら6人の新メンバーを加えた初会合を首相官邸で開いた。「これだけ国際化すると、読み書き計算英会話が大事。公立学校の質の向上など、教育の機会均等の話もある。科学の未来に期待するし、国民に感動を与えるという意味ではスポーツは大きな要素を占める」とあいさつした。
懇談会は「科学技術人材育成」「スポーツ立国」などをテーマに議論し、中間報告取りまとめを目指す。

2009年03月11日

福岡 | 本を返すまで卒業証書を渡さない特例措置

卒業前に、返してね――。福岡県立大(田川市)は、付属図書館から本を借りたままの学生に対し、卒業は認めるものの卒業証書を渡さない特例措置を打ち出している。今年度は21人の卒業予定者が51冊(2日現在)を返していないという。同大は17日の卒業式までの返却を求めている。
 同大によると、06年4月の独立行政法人化を機に調べたところ、同月末の時点で院生を含む310人が計420冊を返却せず、うち26人がすでに卒業していたことが判明。
延滞者の氏名を掲示するなどして返却を促したが、07年3月にはしたという。