2008年11月28日

愛知|愛知新城大谷大学が学校法人尾張学園から独立

新城市は27日、学生の減少で赤字経営が続いている愛知新城大谷大学(同市川路)を存続させるため、経営母体の学校法人尾張学園(名古屋市)から独立させ、新たな学校法人を設立する方針を明らかにした。同大は、育成を目的に1999年に設立されたが、毎年入学者が定員に満たない状態が続き、今年4月現在の在校生は大学213人(同400人)。

累積赤字は12億円に上る。同学園は提案を受け、募集停止を延期し、大学存続の方策を探ることになった。

学校法人を設立し、入学者を確保できる新学部・学科の設立などを検討している。

設立基本金は同学園が出資する方向で協議している。

2008年11月27日

新潟|県立短大・推薦入試志願倍率約2倍

来春開学する県立推薦入試の志願状況を発表した。平均は3・2倍で、前身の県立短大の今年度の推薦入試志願倍率(1・6倍前後)の約2倍。

推薦入学の定員は、「国際地域学科」が45人、「子ども学科」と「健康栄養学科」がそれぞれ10人の計65人。

県外の30人を含めて計206人から出願があった。

健康栄養学科が5・3倍、国際地域学科は2・4倍など。男女比率は、男性が1割強にとどまった。

2008年11月26日

群馬|前橋工科大学が岡山大学の理念を無断引用

前橋市立前橋工科大学(江守克彦学長)が学生便覧に掲載した「教育理念」を、岡山大学の理念から無断でそのまま引用していたことが、わかった。前橋工科大はホームページで閲覧できない措置を取った。

前橋工科大の「教育理念」は、岡山大の「自然と人間の共生を希求する」など3項目を順番を変え、ですます調にしただけだった。

工学部の「育成のための教育理念」5項目もそのまま使っていた。

教官が作成にあたった。教官は担当教官らの話などから無断引用と確認した。

前橋工科大は1997年開校で、前橋市立工業短期大が前身。

2008年11月25日

東京|立正大学・評価損が148億円

立正大学(東京都品川区)が資産運用を目的とする金融取引で、今年9月末時点で評価損を抱えていることがわかった。同大の財務担当理事は「債券は長期保有を目的としており、ただちに学校経営に影響するものではない」と説明している。

理事によると、同大は証券会社を通じ、欧州の国債などを外貨建てで購入して運用しているが、円高や金融市場の混乱で、今年3月末時点で96億円だった評価損が、148億円に拡大したという。

金融取引を巡っては、駒沢大学が運用損を計上したことが判明。

文部科学省が報告書の提出を求める事態になっている。

2008年11月21日

愛知|日米の大学生がテレビ会議

日米の大学生が参加するテレビ会議「若者と政治 ニューメディアの役割とは?」が20日、名古屋市中村区の名古屋アメリカン・センターで開かれた。米教育省などが定める国際教育週間にちなんだイベントで、昨年に続いて2回目。

名古屋、東京、福岡、那覇とワシントンが生中継で日米の識者による講義と討論が行われた。講義では米大統領選を例に、インターネットの利用で関心が高まったアメリカの現状などが解説された。

討論では、若者が政治に関心を持つための手段など、様々な意見が出された。名古屋会場では聞き入っていた。県立大3年の戸谷向平さんは「アメリカ国民の政治への関心は高く、見習う点が多い」と話していた。

2008年11月20日

東京|亜細亜大学セパタクロー部

セパタクローは東南アジア各地で行われてきたスポーツで、88年に日本へ入ってきた。全日本選手権での優勝経験もあり、世界選手権に代表も出した強豪だ。

1チーム3人が基本で、バドミントンとほぼ同じ広さのコートを使って、サーブされたボールをレシーブ、トス、アタックなどの3回以内で返す。手と腕以外なら、頭や背中など、どこを使ってもよい。オーバーヘッドでのスパイクや、それを防ぐブロックなど、高さ1.5メートル強のネットをはさんだ激しい「空中戦」は見応え十分だ。全員が未経験者で他のスポーツからの転向者が多い。

89年に愛好会として設立。

部員は40人で男女が半数ずつ。

2008年11月19日

山形|山形大学農学部と鶴岡市が包括協定を締結

鶴岡市と山形大学農学部(鶴岡市)は、人材育成などを目的に、研究などで連携を図ると包括協定を締結した。農家の高齢化や農業振興計画立案のため、農業・農村の構造調査を実施。

在来作物の付加価値を高めるためのモデル事業の展開や、小中高生への理科教育支援なども行うとしている。協定締結式では、富塚陽一・鶴岡市長が「市内の農家にとって、農学部の存在が支えとなり、刺激となってきた。今後とも、地域振興を目的に協調したい」と述べた。

安田弘法・農学部長は「多面的な協力を通じて、地域に根ざし、愛される学部を目指したい」と話していた。

2008年11月18日

宮城|東北大医学系研究科がん治療法開発

東北大医学系研究科の五十嵐和彦教授(生物化学)の共同研究チームは、1990年代半ばに発見された「Bach1」という遺伝子に、細胞老化を抑制する機能がことを突き止めた。細胞老化の仕組みは、がん発生と密接に関連すると考えられており、新しいがん治療法開発の手がかりになる可能性がある。研究成果は米学術誌の電子版で公開される。五十嵐教授らが、遺伝子操作でBach1を持たない実験用のネズミを作り、細胞の増殖能力などを調べたところ、ネズミより細胞老化が早く進んでいた。

細胞老化や細胞死を誘導する「p53」という遺伝子の機能が高進しており、Bach1が働きを調節していることが分かった。

2008年11月17日

東京|明星大学でボランティア活動が活発

今年5月にボランティアセンターを開設した明星大学(日野市)で、ボランティア活動が活発化している。

以前からボランティアが活発で、学内外の組織で活動してきた。

人手などを学内で掲示して、情報提供を始めた。

10月には、ひまわりを同センターに登録するボランティアサークル5団体が活動報告会も開かれた。

いこうという動きも出てきており、今後も、定期的に集会を開いていく予定という。同センターでは、聴覚障害を持つ学生をサポートするため、講義中に隣に座って講義の内容などをノートに書いて伝える「ノートテイク」の講習も行っており、実際に学生が活動を始めている。

2008年11月13日

山梨|山梨大と県立大・推薦入試「地域枠」定員割れも

要請を受け、地域への人材確保を狙った取り組みだが、学科もあった。要望を受け、工学部の機械システム工学科と電気電子システム工学科に「地域産業リーダー養成特別枠」をそれぞれ定員2人で新設した。

出願者は、機械システム工学科は人だったが、電気電子システム工学科は1人にとどまった。

貫井英明学長は「(地域枠の新設決定が)夏と遅く、受験生の進路設定の後だった。周知も足りなかった」と残念そうな顔。県立大は、看護学部看護学科内に「地域推薦枠」を新設。

13人(市町村)から出願があった。同大は「ゼロや1ケタではなくて正直、良かった」とほっとした様子だった。

2008年11月12日

愛知|公開授業・医療福祉論

11日、長久手町の県立大で筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)を患う女性が、尊さを講義する公開授業が行われ、学生やヘルパーら約60人が聴講した。

講義したのは、名古屋市名東区で英会話講師をしていた酒向智美子(とみこ)さん。かたちで行われた。酒向さんは2006年8月にALSを発症、手足と自由を失った。

現在は365日の完全介護を受けて単身生活を送っている。「支えてくれる家族や医師、ヘルパーなど多くの人々に感謝したい」と人たちに感謝した。

同大社会福祉学科3年、水野沙紀さんは「懸命に生きる姿と支える人に感動しました」と話していた。

2008年11月11日

大学・短大の卒業生・教育力調査

母校の教育への総合評価5項目では、「そう思う」と肯定的に答えた人が、「大学教育は卒業後の仕事や生活に役立っている」や「人間形成が図れた」では半数あった。

語学が5割、情報技術(IT)の能力が4割と高かった。

このうち、私立高知工科大学(高知県香美市)では、ウェブから回答する形で、同世代に調査を実施。総合評価では、5項目とも私大平均を上回り、「人間形成が図れた」「母校への受験を薦めたい」「大学
教育が役立っている」の4項目は肯定的な回答が6割を超えた。

29項目中18項目で私大の平均以上。

2008年11月10日

神奈川|慶応義塾創立150年記念式典

創立150年記念式典が8日、横浜市港北区の日吉キャンパスで開かれ、天皇、皇后両陛下が出席された。慶応義塾は福沢諭吉が江戸に蘭学(らんがく)塾を開いたのが始まり。

この日の式典には約8300人が出席し、天皇陛下は「今後も慶応義塾が国の内外で活躍する人材を数多く育て、送り出すことを期待しています」と述べられた。

2008年11月07日

専門学校がPR・連携強化

全入時代を迎え、「専門学校より大学へ」という流れができつつある中、各校では「なんとか進学希望者を増やしたい」と懸命だ。

彰栄保育福祉専門学校(東京都文京区)で「お年寄りのヘアメーク特別講座」が開かれた。

福祉と専門家が手を取り合い、進学希望の高校生など40人を前に授業を「高齢の女性はメークされると、うれしくて会話が弾みます」などと語りかけた。

専門学校に詳しい九州大の吉本圭一教授(教育社会学)は「積極的に情報開示することは、各学校の切磋琢磨(せっさたくま)で教育レベルの向上につながるし、高校生が進学先を選ぶ際の参考になる」と評価している。

2008年11月06日

大坂|関西大学証券研究部

乱高下する株価。大阪府吹田市に関西大学の部室では、新聞を見ながら、新たに買う株をめぐって激しい議論が続く。夕刊に「東証 一時995円安」の見出しが立った先月16日の夜。

部長で経済学部2回生の大久保孝晴さんある製紙会社の株価のチャートを示し、「一部の製紙会社は元の価格に戻りつつある。下がっている今が買いでは」と言った。

とネット上の仮想取引の話だ。関大は株が続伸して流れをつかみ、総合成績で首位争いをしている。経済ニュースをチェックしながら、ネットで株価を見るのが日課という部員も多い。

大久保さんは「株を通じて実際の経済を学べる」と話す。

2008年11月05日

埼玉|埼玉大が「科学者の芽」育成プログラム

好奇心や思考力を養うことで「未来の科学者」を育てようと、埼玉大は中、高校生を対象に「科学者の芽」育成プログラムを始めた。

ニンジンの色素を調べる実験では、顕微鏡をのぞいていた子供たちが「見えた」と付き添いの母親に報告していた。金属を液体窒素で冷やすことで、金属を宙に浮かせる実験では、子供たちから歓声が上がった。

永沢明教授は「小学校では理科が好きなのに、暗記が多くなる中学で理科が嫌いになる生徒が多い。

もったいないと感じていた。この取り組みが、小学校のころの好奇心をそのまま伸ばしていける手助けになればうれしい」と話している。

2008年11月04日

明治大学留学情報

国際日本学部が米フロリダ州立大と覚書を締結し、学生がディズニーワールドで半年間、インターンシップ(就業体験)留学できる仕組みを作った。対象は2年生。

州立大で集中教育を受けた後、ディズニーカレッジで授業を受けながら業務実習をする。実施は2009年夏から。