2008年08月29日

愛知|名古屋大学がカンボジアに日本法教育研究センターを開設

9月5日に開所式が行われる。

法律を学ぶカンボジアの学生の中から、日本語が堪能で日本法に精通した専門家を育てるのが狙いだ。

優秀な学生は名大大学院法学研究科の修士課程に優先的に留学できるようにすると帰国した留学生に対しもフォローアップ研修を行い、卒業生のネットワーク化を図る。

名大法政国際教育協力研究センターの鮎京正訓(あいきょうまさのり)センター長(法学研究科教授)は「支援する側からの一方通行でなく、相互の交流が行われることを期待している」と話している。

開所式には、除幕式やテープカット、記念パーティーなどを行う予定だ。

2008年08月28日

環境にやさしい自転車でエコを呼びかけ

公園で大学生たちが大声をはり上げる。

自転車のそばに、畳1畳ほどもある寄せ書き用の布を広げていれば、興味深そうに足を止める人たちもいる。自転車きゃらばんは夏休みの1カ月間、全国から集まった有志で固まって走りながら、各地で出会う人たちに話しかけ、環境を守るための行動を一緒に考えるという活動だ。

今年は関東から国公私立大に学ぶ男女12人で実行委員会をつくり、8月11日に札幌から道内巡りを開始。

フェリーで新潟に渡った後、南下し、9月6日に自転車の大産地、大阪・堺で小学生の約20人と走って終わる予定。

坂本卓司さんは「ごみの分別、電気の節約。何でもいいから行動を起こそうと訴えます」。

2008年08月27日

兵庫|神戸市外国語大と神戸市教委が締結

2011年度から6年生で英語が必修科目となるのを前に、教員の語学力向上を図ろうと、神戸市教委と神戸市外国語大(西区)は大学教授による小学校教員に対する語学研修の実施などを連携協定を27日に締結する、と発表した。

市教委にとっては教員の資質向上が見込め、大学側にとっては地域貢献が果たせるというメリットがある。

協定によると、同大学外国語学部の教授や准教授が教員に対し、英語や英語指導法を教えるほか、外国人指導助手と生徒が交流イベントを開いたり、学生や大学院生が市立の小中、高校で指導補助にあたったりする。

2008年08月22日

東京|桜美林大学生と市民が「銀河鉄道の夜2008」を共演

応募者からオーディションを経て選ばれた。宮沢賢治の童話を原作とした舞台作りは今月18日にスタート。

「演劇部に入っているが、年齢の違う人との共演は勉強になる」と話し、主役のジョバンニ役に起用された同大総合文化学群演劇専修1年亀尾建史さんは「市民と一緒に、いい劇にしたい」と張り切る。この劇は、ピアノとパーカッションも共演する。

脚本・演出は、同大パフォーミングアーツ・インスティテュート所長で、同大総合文化学群の能祖(のうそ)将夫准教授が担当し、能祖准教授は「耳で聞く宮沢賢治の新しい世界を楽しんでほしい」とPRしていた。

2008年08月21日

北海道|生命の大切さを訴えるミュージカル

生命の大切さを訴えるミュージカル「葉っぱのフレディ いのちの旅」の脚本執筆で知られる日野原重明・聖路加国際病院理事長が恵庭市立恵み野旭小学校で授業「いのちの授業」を開き、5年生95人が熱心に聴き入った。

授業は、子供たちに生命について考えてもらおうと、市が日野原さんに依頼した。日野原さんは、子供
のころの闘病体験を話したりし、授業を進めた。

授業終了後、児童を代表して、藤岡幹大君が「自分だけでなく友達や家族など、すべての生命が大切なことが、よく分かりました。ありがとうございます」とお礼を述べた。

2008年08月20日

群馬|私立の大学や短大の半数近くが定員割れ

半数近くが定員割れとなる中、県内に拠点を持つ私立の20大学・短大のうち、14校で入学者が定員に満たない学部・学科がことが、調査で分かった。

うち、短大の2校は具体的な数字は明らかにしなかった。4年制大学で7校で、定員に対する入学者数の比率は79%。

うち、学部単位で低かったのは28%だった。

定員に対する入学者数の比率は80%だった。

定員100人で、入学者が定員を上回った高崎商科大の短期大学部の入試担当者は、「特別なPRはしていないが、就職に直結したコース制を3年前に導入し、ニーズに合わせてサービスを細分化したことが功を奏した」と話している。

2008年08月19日

新潟|教育ルネサンス「英語と文化の公開講座」

24講座が開講され、延べ約700人が学んだ。英語教育公開講座の一つ、神田外語グループの河原清志講師による講座では、通訳訓練法を用いたコミュニケーション能力の向上方法がテーマに取り上げられた。

河原氏は、前に英文を区切り、その場で切れ目ごとに声に出して訳す「sight translation」と呼ばれる学習法を紹介し、「1度英文を意味情報として保持し、頭で言い換えて再構成することで、かなり英語力が身につく」と説明。

元読売新聞エルサレム支局員でデスクを務める佐藤秀憲記者が、文化などを講義する特別講座も開かれた。

2008年08月18日

愛知|愛知県教委が採点ミスを発表

愛知県教委は教員採用1次試験で、解答読み取り装置が数字を誤って読み取る採点ミスがあり、45人を追加合格にしたと発表した。同教委によると、受験生3人から今月14日に採点結果の開示請求を受け、職員が解答用紙と読み取り後のデータを照合したところ、3人全員のデータに誤りがあった。

うちの1台で、1を3を5と読み取るミスが判明。約26%にあたる1831人に採点ミスが見つかった。追加合格者の内訳は、中学校教諭27人、栄養教諭2人。

合格者が不合格になるケースはなかった。県教委の中島博管理部長は「受験生に迷惑をかけた」と陳謝した。

2008年08月14日

大坂|大阪大学アカペラサークル

ポップス、ジャズ、コントで笑いも取る「ネタバンド」……。十数人が唇や裏声を使ってドラムやトランペットの音を出す技を持つ。

三つのグループでリードボーカルなどを担当し、ゴスペル調ののどを響かせる。町内会や小学校、ホテルの催しまで出演依頼は年20件以上。

選抜した5組ほどが出演するサークルライブも盛況だ。大阪・梅田のライブハウスで開いた「10周年記念」は約観客があった。

サークル創立時にいたOBでアカペラボーカルグループ「INSPi」のメンバー、大倉智之さんは「後輩たちも自由に外に飛び出してほしい」とエールを送る。

2008年08月13日

規制改革会議が「教育目安箱」を設置を決める

規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)は教員採用や人事を巡る不適切な慣行などについて幅広く情報提供を受け付ける「教育目安箱」を設置することを決めた。教員採用を巡る汚職事件を受け、教員採用の公正性や透明性を高める必要があると判断した。

ホームページ(HP)上に開設する。実態を把握した上で教員採用システムの改善策などを練り、年末にまとめる第3次答申に盛り込みたい考えだ。

児童・生徒の保護者などから、教員採用を巡る不適切な実態や慣行のほか、改善策や望ましい教育行政の在り方などに関し、自由意見を募る。目安箱は9月12日まで設置する。

2008年08月08日

岐阜|岐阜大学「ツキノワグマ研究会」 

ハチミツで誘って捕獲し、首に発信器を付けて放したツキノワグマ3頭の名前だ。里山に入り、ツキノワグマの生態を調べている。

ツキノワグマにさわれる大学サークルは数少ない。

「実際に見るクマは、かわいいだけじゃなく、人手の届かない自然の中で生き抜く尊厳みたいなものも感じる」と、会長で、獣医学課程3年の松山亮太さんは声を弾ませる。

ブナの実などツキノワグマが食べる木の実の実り具合を主に調べている。

毎週火曜夜が例会。クマの痕跡を探しながら、山中の道なき道を歩いて回るには、地図が読めることが必須条件。

2008年08月07日

和歌山|近畿大水産研究所と韓国の水産研究所・学術交流協定

クロマグロの完全養殖実現を目指し、近畿大水産研究所(白浜町)と、韓国水産科学院済州水産研究所は学術交流協定を締結した。国立サバ大と養殖の交流協定を締結しているが、クロマグロを対象にした海外研究施設との学術交流は初めて。済州水産研究所は、済州島に研究施設で、海洋資源の減少に対応した養殖技術の研究や地球温暖化による生態系の変化のモニター調査などを進めている。

養殖では、外洋での回遊魚、特にクロマグロを導入を目指しており、クロマグロの完全養殖技術を確立して拠点化を目指す近畿大に、学術交流を要請していた。

2008年08月06日

大学の実力・教育力向上への取り組みの調査反響

先月20、21日に掲載した「大学の実力 教育力向上への取り組み」調査に対する反響が続いている。調査結果について「大学のことを考えるいい機会になった」と志望校選びに悩む高校3年生からメールが届いた。

別の大学の学生は、「予備校と比べて授業の質が低い」とこぼす。
「講義に対する教員の意欲が低い。教科書を棒読みし続ける教授もいる。難関大学と呼ばれる大学が、中身で勝負する日が来ることを望む」

 「大学名や偏差値だけの進路指導で大学を選ばせたことを大変後悔している」という保護者は「大学の在り方、若者の在り方で、これからの日本社会も生きるか死ぬかになると思う」と大学の自覚を求め、学生への指導に注文を付けた。

非回答校を列挙すべきだと提案する私大の教員もいた。

2008年08月05日

福岡|福岡教育大の名誉学士に金八先生

福岡教育大(福岡県宗像市)は同大を中退した福岡市出身のタレント武田鉄矢さん称号を授与すると発表した。武田さんは同大在籍中にフォークグループ「海援隊」を結成。

1972年にデビューし、大学は中退した。一方、テレビドラマ「3年B組金八先生」主役の国語教師を熱演。同大は「武田さんは学生や卒業生の誇り」と、卒業時に与えられる学位「学士」を授与することにした。9月12日に同大に招き、授与式と交流イベントを行う。

2008年08月04日

高知|NIE全国大会・800人集まる

新聞の教育への活用(NIE)を話し合う第13回NIE全国大会(日本新聞教育文化財団など主催)が31日、高知市で日程で始まった。教員や800人が、講演やパネル討論に耳を傾けた。作家山本一力さんが、「生きる力を新聞で」と題して講演。

小学校時代の担任が、切り抜きを見せて地位低下について持論を語った思い出を例に、「当時はほとんど分からなかったが、後でじわっときいてくるものだと思う」などと話した。教員や小学校長らによるパネル討論は「新聞を活用して育てる社会力-新しい教育課程を踏まえて」がテーマ。

1日は分科会で、小中高校別の公開授業や実践発表などを行う。

2008年08月01日

群馬|群馬大学の健康づくり「スポーツクラブ」

腹筋運動に励む子どもと、声をかける大学生たち。体育館の中の20人弱のグループは、みんな汗だくだ。その隣で親子が、学生と一緒に腰を振ったり跳ねたりして、ヒップホップダンスに挑戦。屋外に目を移すと、20人ほどが水風船あそびや缶けりで、キャンパスの一角を走り回っている……。

保健体育を発案で、教育学部の学生らを中心に始まった。

週4日はそれぞれダンス、テニス、レスリングなどの定番メニューを用意しているほか、つり、スキーなどのイベント、血液検査のような健康調査も組み込む。

庶務を担い、各種スポーツの先生役も務める中核メンバーは1~4年生と約50人。