2008年07月31日

私立大学・266校定員割れ

入試で、定員割れを起こした4年制の私立大学は47・1%に過去最悪になったことが、調査でわかった。少子化による「大学全入時代」を目前に控え、小中規模の私立大を中心に、大学も淘汰(とうた)の時代を迎えている実態が浮き彫りになった。

定員割れの私立大は、昨年より44校多い266校。

私立短大の定員割れも67・5%で、過去最悪だった。

定員割れの私立大が大幅に増えた原因について、同事業団は「18歳人口の減少に加え、大手有名私大が地方での出張入試などで志願者を集めているため、二極化に拍車がかかったのではないか」と分析している。

2008年07月30日

留学生30万人計画

政府は福田首相が提唱した骨子を発表した。海外から日本に留学生を約12万人から2020年をメドに30万人に増やすため、在外公館や留学希望者のために一元的な相談窓口を海外に設置することなどを盛り込んだ。

骨子は、「日本留学への誘い」から、「卒業後の社会の受け入れ推進」までの5項目で構成。

留学希望者の一元的な相談窓口の設置は、英国が世界各国に「ブリティッシュ・カウンシル」を設け、英国留学セミナーなどを開催していることを参考にした。留学生活を円滑に進めるため、在留期間の更新申請など審査の簡素化や審査期間の短縮を掲げた。

2008年07月29日

福岡|北九州市立大・小倉祇園太鼓で燃える

福岡・博多の夏祭りが博多祇園山笠なら、北九州市小倉の街は小倉祇園太鼓で燃える。今年は18~20日、約100チームが出た中で、正式参加した大学生チームはここだけ。小倉祇園太鼓は、すり鉦(がね)の音に合わせ、ペアで両面打ちするのが特色。

低音のドロ(裏)でリズムを取り、もう一面のカン(表)で高く軽やかな音を出す。

薛キン惟(セツ・キンイ)(「キン」は日へんに斤)さんは「日本文化も学べ、ストレスが発散できる」。祭り期間中は観客を前に、OBと一緒に練習の成果を披露した。

地味にたたくという昔ながらスタイルにこだわる。

2008年07月22日

愛知|愛知教育大学教職大学院「出前授業」

愛知教育大学教職大学院(刈谷市)が、教員を目指す他大学の学生を対象にした「出前授業」を始めた。名古屋大を手始めに、名城大、愛知淑徳大に出向く計画で、要請が枠を広げる。学力低下や学級崩壊などさまざまな課題を抱える教育現場に対処するため、「プロの教師はどうあるべきか」の手本を示し、実践力の教師を育てようという試みだ。

間を歩きながら、一人ひとりの答案用紙をのぞき込んで○印を付けたり、生徒に耳元で答えをささやかせる志水教授。

添田久美子准教授は「いろんなタイプの大学と連携を取って、各分野で高い専門知識を持つ学生を教職に迎え入れる誘い水になれば」と話している。

2008年07月16日

山梨|山梨大学「人間システム工学」設置

山梨大は来年度から、大学院医学工学総合教育部修士課程(工学領域)に、新たな専攻として「人間システム工学」(定員18人)を設置することを決めた。工学技術を医学分野に応用し、人に優しい医療機器や診断技術などの研究開発を行う。人体への負担が少ない医療機器や技術の開発のほか、機器のユニバーサルデザイン、災害時の都市エリアの危機管理などを研究する。

医学部との連携講義や就業実習も行う。指導には工学部教員18人が携わり、1人の学生に教員が当たる。研究内容によっては、医学部教員も加わる。医療機器メーカー、自治体の行政分などで活躍できる人材育成を期待している。

2008年07月14日

グローバル化の波・学長のリーダーシップはどうあるべきか

ランキングには有効な時もある。

安西祐一郎(慶応大塾長) 「たかがランキング、されどランキング」だ。

意思決定が重要になる中で、学長のリーダーシップはどうあるべきでしょうか。

どの学長もボトムアップの意思決定が大事、と言うでしょうが、おそらくウソをついていますよ(笑い)。

学長は最高経営責任者(CEO)のように、強力にリードする必要性も出てきている。

以前は学長といえば学者だったが、いまや学長は「学者プラスCEO」になっている。

3割が留学生で、出身地は90カ国。

安西 日本の大学の国際化を迅速にするのに留学生を増やすというのは有効だ。

2008年07月07日

東京|早稲田大学で社会起業支援サミット2008

地域再生や教育支援など、行政が手薄だった分野の問題解決に、ビジネスの視点を盛り込んだ活動を行う。

運営形態はNPO法人や様々。プロジェクトリーダーで、慶応大1年の座間聖季(さき時に、フリーライターの今一生さんが2007年春から東大で社会起業家らを招いて開催した自主ゼミに参加。

座間さんは早稲田学生ら約10人に呼びかけ、今回のサミットを企画した。

終了後、大学近くのカフェで、来場者との懇談会も開かれる。座間さんは「『社会に出てもつまらない』と話す学生が私の周囲にも多い。若者が社会起業家を支援するきっかけになれば」と話す。

2008年07月03日

北海道|北海道工業大学・山岳救助隊

山岳救助隊に、部員が参加している。

山菜採りでも人が集まる手稲山(標高1023メートル)を抱え、遭難事故が年に数件起きている。精鋭の山岳救助隊があるが、救出活動は人手に頼るところが大きい。

担架に人を乗せて急斜面を運んだり、雪崩を想定した捜索活動を冬山で経験したり……。講師は山岳救助のプロたち。「慣れない訓練で結構きつい。でも、自分たちが役立てるならうれしい」と青木大輔部長は言う。

「訓練を重ね、たくましくなってきた」と安沢正美消防団長は言った。

活動は主に岩登り。ふだんは部室やスポーツ用品店のクライミングウオールで練習し、合宿と大会出場を遠征もしている。