2008年05月30日

東京|「源氏物語千年紀」資料の貸し出し依頼

豊富な資料を所蔵している実践女子大学(日野市大坂上)に、資料の貸し出し依頼が相次いでいる。

所蔵する資料の中で貴重なものの一つは、京都文化博物館(京都市)に貸し出されている紫式部の歌集「紫式部集」。

安土桃山時代のもので、現在世間に流布する多くのテキストの底本となった資料だ。

同大の企画展は11月9日までで、美術や屏風(びょうぶ)や絵巻物などに重点を置いた展示を予定している。

様々な場面を描いた「源氏絵」やかるた、登場人物の名前が書かれた「投扇興(とうせんきょう)」という江戸時代に遊具なども飾られる。

2008年05月29日

コピペのリポート・検出ソフト開発

「コピー・アンド・ペースト(コピペ)」でないかをチェックするパソコンソフトを、金沢工業大学教授が開発した。コピペはリポートなどで横行しているとされ、先生らには朗報になりそうだ。金沢工大知的財産科学研究センター杉光一成教授が今年2月に特許出願した。

文章をソフトに入力すると、翻訳ソフトに使われている「形態素解析」という技術で、文章を文節や単語に分解。

文節や単語をネット検索し、類似した文章がネット上で見つかれば、URLを表示して知らせる。リポートを比べて、学生同士が写し合っていかチェックすることもできる。

文章をネット検索したところ、引き写しとわかった。

2008年05月27日

東京|立命館大学で新聞を共通教材にした授業

新聞離れが指摘される中、新聞を共通教材に授業を始めた。

2年生が対象で、各専攻ごとに共通教材を使った約20人の小規模授業だ。知力養成とミスマッチ解消のために設けた。

 メディア社会専攻は「基礎的な知識から専門的考察まで幅広い情報に触れられる」と新聞を共通教材に採用した。

前期はメディア専攻の学生向け授業で、14クラスが、4月1日朝刊を教材に表現力などの獲得を目指す。後期は同じプログラムを専攻の学生に行う。
読み方も分からない学生もいた。教材の新聞を手にして「事件の原因がよくわかった」などと認識を新たにし、投稿にいそしんでいる。

2008年05月26日

東京|学長と市長との懇談会・学園都市づくり

理事長・学長らが集う「理事長・学長と市長との懇談会」が八王子市学園都市センターで開かれた。黒須隆一市長は席上、「(仮称)大学コンソーシアム八王子」の設立を提案し、出席した学長らは全員一致で同意した。産学公連携機構など学園都市づくりの推進を目的にした組織がある。

構想は、より大学と地域、連携を密にするのが狙い。

6組織はコンソーシアムの大学等連携部会、市民等連携部会、産学公連携部会など5部会に集約される。6月に代表らによる設立準備会を設け、来春のスタートを目指す。

黒須市長は「組織をまとめることで、効率のいい運営を目指したい」と話している。

2008年05月22日

法科大学院・定員減を検討

法科大学院のうち10校が、定員減を検討していることが聞き取り調査でわかった。定員減を文部科学省に届け出る。

法科大学院が乱立気味で定員割れが相次いでいることに加え、昨年の新司法試験の合格率が全体で4割と低迷していることが背景にある。

福岡大は来年度から1学年の定員を50人から30人に変更する。

同大の昨年の新司法試験合格者は6人で、定員の12%。今年度入試では、入学者は定員より少ない35人だった。関東地区と2校がそれぞれ調査に対し、匿名を条件に定員減を具体的に検討中と回答したほか、学習院大や中京大など計7校が、具体的ではないが定員減を検討していると回答した。

2008年05月21日

愛知|愛知大法科大学院・学部出身者と社会人の割合が2割を下回る

うち、学部出身者と社会人の割合が2割を下回ったことがわかった。文部科学省は多様な法律家を育てるため、法科大学院に対して、社会人・他学部出身者の割合を3割以上にする努力義務を課し、2割に満たない場合は入試の実施状況を公表するよう告示で求めている。愛知大法科大学院は判定を受けている。

社会人・他学部出身者の割合などは公表していないが、担当者は2割に満たなかったことを認め、「今年度から社会人の定義を厳格化したことや受験者の減少が影響した」と話す。

法科大学院は4月1日現在で74校あるが、文科省がまとめた今年度の入試・入学状況調査によると、社会人は入学者全体の29.8%

2008年05月14日

東京・大阪|早稲田大と関西大の連携協定

関西大(大阪府吹田市)の河田悌一学長と早稲田大(東京都新宿区)の白井克彦総長は東京都内のホテルで、教育や研究面での連携協定の調印をした。

単位互換に向け、合同科目の設置を話し合う。

夏休み中に講義を受ければ、単位として認定する仕組みなどを検討する。

交換留学も考える。

スポーツ分野でも、協定締結の記念イベントを開き、野球、サッカー、アメリカンフットボールなどの交流戦も予定している。調印後の会見で、河田学長は「早大との協力で関東での存在感を高めたい」、白井総長は「互いの強みを生かして相乗効果をあげたい」と話した。

2008年05月13日

東京|OB指導で東京大学硬式野球部強化

東京六大学リーグで下位とワースト記録を更新中の東京大学硬式野球部が「浮上計画」を進めている。野球がうまくて成績優秀な高校生に勉強を教え、東大入学、野球部入部へ導く作戦を今夏にも始める。

部長にもパンフレットを渡し「東大野球部」を売り込む。

拠点となる塾を設け、直接勉強を見る案もある。

立教大も今年度からアスリート選抜入試を始めた。東大は部員59人(女子マネジャー5人含む)のうち、甲子園経験者は1人。

東京六大学野球は早大の斎藤佑樹投手の存在もあり人気を取り戻しつつある。

「東大が強くなれば、もっと盛り上がる」と工藤主務。

2008年05月09日

東京|嘉悦大学が24時間キャンパス

嘉悦大学(小平市)が7日から、キャンパスの一部を学生に開放する「24時間キャンパス」を始めた。同大が、これまで学生にキャンパスを開放していたのは午後9時まで。

ノートパソコンを全学生に購入させ、学内全域に無線LANを導入している。

警備員の数も増やした。

慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC、神奈川県藤沢市)や、前任の千葉商科大学(千葉県市川市)でも24時間キャンパスを実現させてきた。

飲酒など問題も起きたが、学生有志が自主的に使用上の倫理規則を作るなどし、2か月ほどで運営は軌道に乗ったという。

2008年05月08日

愛知|愛知県立大学と瀬戸市教育委員会が協定

愛知県立大学と瀬戸市教育委員会は7日、学生ボランティアの派遣協定を締結した。同大学は、公立大学法人になったのを契機に、地域連携センターを設立し、長久手町などの小中学校や地域住民らと交流してきた。

同市教委は急増する外国人児童の対応や、新学習指導要領にについて、学生ボランティアに協力してもらおうと、同大学と話し合ってきた。

大学生も実際に教壇に立って授業を進める双方に連携活動となる。この日同大学で締結式で、佐々木雄太学長と大沢義洋教育長が協定書に署名した。

大沢教育長は「子どもたちの教育支援に役立つよう、今後に期待している」と話した。

2008年05月07日

大坂・東京|関西大学・早稲田大学の単位互換

関西大(大阪府吹田市)と早稲田大(東京都新宿区)が近く教育研究に関する連携協定を結び、単位互換や産学連携での交流の検討に入る。今月半ばに両大学トップが東京で調印する。連携により、関大は首都圏で、早大は関西でそれぞれ知名度のアップを図り、弱い地域からの入学者の増加をねらう。

関大は東京での知名度向上に努めてきた。

早大は昨年6月に関西経済連合会に加盟するなど、共同研究に前向きだ。

早大入学者に占める近畿2府4県の高校出身者は5%(昨年度)で、関係者は「関大と交流することで西日本でも早大の魅力を浸透させたい」と話す。早大は交換留学を続けている。

2008年05月02日

山梨|山梨大が新学部構想

山梨大学(貫井英明学長)が、「環境」と「健康福祉」をキーワードとした新学部を設置する準備をいることが分かった。新学部が設置されれば、04年に国立大学法人化して以降初めてとなる。同大は近く学内に委員会を設置し、具体的作業に着手する。新学部は、今後さらに注目され、必要とされる分野で活躍できる人材を養成することと、「魅力ある学部」を設置し、学生確保につなげるのが狙い。

教授は学内から募集。

定員は形をとり、定員を増やす措置はとらない。学内で意見の募集をしている。