2008年02月29日

「指導力不足教員」基準を統一…文科省が指針

都道府県や政令市の教育委員会が「指導力不足教員」を認定する際の基準にばらつきがみられることから、文部科学省は、認定手続きなどについての運用指針をまとめた。指針では、典型的な「指導力不足教員」として教える内容に誤りが多かったり、児童の質問に正確に授業中、ほとんど板書するだけで児童の質問を受けつけない児童とコミュニケーションを取ろうとしない――という3例を紹介。

教委はこの研修を終えた時点で、専門家と保護者を交えて指導力が改善したかどうかを確認するとともに、教員本人の意見も聴き、復帰や分限免職などの措置を決めるよう求めている。

2008年02月28日

犬山市:全国学力テスト、初めて参加に言及

全国で全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)への2年連続不参加を決めた愛知県犬山市の瀬見井久教育長は「もし参加するなら結果を公表する」と、参加に言及した。教育長はこれまで立場を貫いてきたが、田中志典市長が市長権限で参加への環境づくりを進めており、軌道修正を図ったものとみられる。会見で瀬見教育長は、犬山市の教育状況について「自ら学ぶ力を養う教育が浸透しており、学力もついている」と強調。

おり、19日の協議では3対2で今年(4月22日)も参加しないことを決めた。

これまで、全国学力テストについて「学校間、自治体間の競争を助長する」と訴えてきた。

2008年02月27日

Z会と市進が提携…指導法を共有、教室も相互利用

増進会出版社(静岡県)と学習塾「市進学院」などを展開する市進(千葉県)は資本・業務提携すると発表した。増進会は5月末までに発行済み株式の約6%を取得し、資本参加する。

成績が中クラスの層に強みが市進と、成績が上位クラスの層に強い増進会が互いの指導方法を共有する。

増進会は学習塾も営んでおり、両社で相互利用も行う。増進会出版社は1931年創業で、通信教育を中心に展開し、小中学生、高校生の会員数は23万人。

65年創業で、小中学生対象の「市進学院」や高校生対象の「市進予備校」などを展開、生徒数は4万3000人。

2008年02月26日

国公立2次始まる、北大は26日に順延

国公立大入試の2次試験(前期日程)が148大学で始まった。荒天による交通網の混乱で、東北大などで試験時間が繰り下げとなったほか、北海道大が全学部の入試を26日に順延した。前期日程で入試を行うのは国公立計152大学523学部(個別の学力試験を行わない大学を含む)。

公立12大学による中期日程は3月8日から、国公立計138大学による後期日程は3月12日から始まる。2次試験前期日程について、受験者には26日に追試験を行うことにした。

ため新千歳空港で24日に欠航が相次いだことを受けた措置。受験生について、27日に追試験を行うことを決めた。

2008年02月25日

東大、院生2000人に年30万円の研究支援

東京大学は、博士課程に在籍する大学院生への経済支援策を発表した。研究遂行協力費として、年30万円を2000人に支給することが柱。

授業料(年52万800円)の半額免除も1000人に拡大する。制度と合わせ、約在籍者の9割が授業料の半額程度の支援を受けられるようになる。

大学独自の経済支援策としては、国内最大規模という。新施策に費用は、積み立てた寄付金の運用益や効率化などでまかなう。

東大は年間授業料を経済支援も検討していたが、財源確保が難しいうえに、他大学も参考にできる内容にしたいとの配慮から、支援策を決めた。

2008年02月22日

単位はアッハ 「笑い測定機」 筋肉反応を数値化

笑いの度合いを数値化し、アッハ(aH)という単位で表す「笑い測定機」を研究チームが開発した。関大キャンパスで20日、5歳の女児と30代の男女3人の計4人の被験者を笑わせて、数値を測る実験をした。被験者1人のほお、横隔膜、腹筋の周辺の皮膚にセンサーを張り付け、筋肉を動かすときに発生する微弱な信号(筋電位)を1秒に頻度で測定した。

木村教授がジョークを飛ばして笑わせたり、被験者にから笑いをしてもらったりし、パソコン画面に現れる波形の違いを分析した。

この日の最高値は42アッハ。笑いを4.笑いは15秒で3アッハ。

2008年02月21日

北陸先端大とマイクロソフトが包括契約(石川)

北陸先端科学技術大学院大(能美市)とマイクロソフトは、利用に関する包括ライセンス契約と、インターンシップの受けいれに合意したと発表した。ライセンス契約は、パソコンの台数では単位で、最新ソフトを提供。

ソフトウエア関連のコストは62パーセント削減されるという。仮想化ソフト「SoftGrid」を導入することで、複数バージョンの違いを解消する。10数大学と結んでいるが、「SoftGrid」を全学的に導入するのは初めて。

同大は、全学生の18パーセントが外国人留学生で、11%が外国人で、国際化に対応する最先端のIT環境の充実が求められていた。

2008年02月20日

横浜山手女子学園、中央大の付属校に

中央大学(東京都八王子市)と横浜山手女子学園(横浜市)は18日、2010年度から同学園の中学、高校を同大の付属校にすると発表した。

 11年度に学校法人として合併する。少子化や大学全入時代を背景に、優秀な生徒を確保したい中央大と、共学人気で定員割れに悩む同学園の思惑が一致した形だ。

2008年02月15日

AO入試、廃止の動き 九大・筑波大など 「成績低い」

AO入試を導入する大学は私大も含めて増え続けているが、「学力低下を招く」との批判も出ており、AO入試は転機を迎えつつある。

薬学部はセンター試験を、農学部は小論文を新たに課すなどの変更を検討している。

AO入試は急速に増えている。

縛りもないことから、学生の「青田買い」につながっているとの指摘もある。

「小論文を中心に試験をしてみたものの、採点がしんどい割に、学力の高い学生が入ってこない」といった話が聞こえてくるからだ。学力以外に、隠れた能力を発掘するもの。

AOで早めに学生を確保しなければならない大学も多い。

2008年02月14日

児童がDNA実験。八王子の帝京大で(東京)

帝京大学医真菌研究センターで13日、市立第一5年生約65人が、槙村浩一・医学部准教授から、生物の設計図であるDNA(デオキシリボ核酸)について学んだ。子どもたちは槙村准教授から講義を受けた後、イサキの白子を生理的食塩水に溶かし、界面活性剤やアルコールを使用して、白くて細い糸のようなDNAを抽出し、小さなガラス瓶に入れて標本にした。

理科の授業でメダカの受精から誕生までを勉強しており、この日は学習として行われた。

同大では、科学教室などを以前から行っており、今回も市教委からの依頼を受け、地域貢献の一環として実施したという。

2008年02月13日

前道教育大学長の村山紀昭さんが私塾(北海道)

前道教育大学長の村山紀昭さんが3月から、福沢諭吉の著作をテキストに、教育と人間について学ぶ私塾「教育人間塾」を始める。

福沢諭吉の「学問のすすめ」「福沢諭吉教育論集」を教育などについて討論する。

村山さんは、福沢の本を選んだことについて「いじめや学力低下で揺れ動く教育のあり方を考える上で、『独立自尊』『一身独立』と、子どもひとり一人の自立を説いた福沢から、教育の原点を学ぶことは意義深いと思う」と説明している。

職業、メールアドレスを記入し電子メール(fwgf3452@mb.infoweb.ne.jp)で申し込む。

2008年02月12日

LEC大、09年度学生募集ついに1カ所に

LEC大の全学生約800人のうち千代田キャンパスで学ぶのは約330人で、規模縮小となる。学生募集も、キャンパスのうち4カ所に絞っている。LEC大は、キャンパスが横浜市と大阪市に対し「09年度に募集を停止したい」との方針を伝えた。

LEC大は、新宿キャンパスをいっぱいで閉鎖し、学生には千代田キャンパスで授業を受けさせる方針を各自治体に伝えた。

取材に対し、LEC大は「関係自治体と協議をしている最中なので、お答えできない」としている。
福岡まで全国14カ所にキャンパスが800人が学ぶ。通学制は千代田区とキャンパスだけ。

2008年02月08日

名古屋学院大で登り窯使い作品づくり(愛知)

瀬戸市上品野町の名古屋学院大学・瀬戸キャンパスで7日、陶芸部員(12人)が登り窯を使った焼き物づくりを始めた。8日に火を入れ、部員らは泊まりがけで、4日間マキを燃やして焼き上げる。瀬戸キャンパスには、地場産業・陶芸の実習授業が1994年に陶器を作る施設「陶芸館」が完成した。

多量の焼き物が出来る登り窯は2002年に出来たが、部員の減少もあって、翌03年以降は使われてかった。この日は、昨年夏から部員らが作りためた茶わんや皿、花瓶などの作品約300点を、窯の棚板の上などに詰めていった。

マキは600束用意した。

2008年02月07日

2次試験の競争率4.6倍 国公立大入試

文部科学省は6日、国公立大入試の2次試験の願書受け付け最終日だった同日午後3時現在の出願状況を発表した。国公立大計9万9864人の募集に対して出願者は46万3877人で、平均競争率は4.6倍。前年度の同時点の4.5倍を0.1ポイント上回った。

国立大(82大学368学部)の出願者は35万1229人で倍率は4.3倍。公立大(72大164学部)は11万2648人で6.0倍だった。国公立を通じて117大学325学部が、この時点で前年度の確定倍率を超えた。

2008年02月05日

名古屋大大学院 「地球温暖化」コース設置へ

名古屋大学が08年度中にも、大学院の環境学研究科に地球温暖化を専門的に研究するコースを設ける。米カリフォルニア大サンタバーバラ校(UCSB)環境科学・マネジメント研究科との間で共通のカリキュラム策定などに向けた協定を結んだ。

清華大学(中国)、エネルギー資源研究所(インド)、アジア工科大学(タイ)などの協力も取りつけており、機関の学生の聴講も想定している。環境学研究科には三つの専攻があるが、自由度を持たせるため、これとは別にコースという形にした。

奨学金制度も整える予定だ。詳細は詰める。