2007年12月19日

愛教大の古本売り出しに申し込み殺到(愛知)

愛知教育大学(刈谷市)が、不用に古本をホームページで、1冊100円均一で売り出したところ、全国から購入申し込みが殺到し、同大図書館職員らが総出で対応に追われている。古本の売り出しは11月15日から同大図書館のホームページに古本リストを公開し、同30日に締め切ったが、新聞で紹介された直後から電子メールや電話や手紙などで購入申し込みが相次いだ。

このため、図書館では、20人が、図書の抜き出しなどで残業や休日も出勤して対応している。

図書館長を兼ねる松田正久副学長は、「大きな反響に驚いた。大学の名が知られたのはうれしい。本の再利用など環境面や社会貢献でも意味がある」と話している。

2007年12月18日

稲城の大学生と児童が卒業制作で合作したベンチが完成(東京)

同小では6年生が母校に卒業記念の作品を残すのが恒例行事になっている。

同小の図工の授業を手伝って同大空間造形学科4年の川崎舞子さんがこのことを知り、昇降口近くの柱を囲む形でベンチを制作することを思いついた。

児童たちにイラストや絵を描いてもらい、ベンチに組み立てた。同大の榎本文夫教授は「ボランティアで授業を支えている間にアイデアが浮かんだようだ。大学4年生の卒業制作と小学生によるコラボレーション(合作)の試みは初めてではないか」としている。

ベンチは年明けの作品展示会の後、卒業式前の2月下旬に同小へ贈られる予定だ。

2007年12月17日

仏革命研究の新拠点に 専修大「ベルンシュタイン文庫」

膨大な史料を、専修大学が所蔵している。

4万数千点とされてきたが、実数はさらにそうだ。

史料は研究者に公開されてきたが、膨大すぎて全容がわからなかった。

「大変希少な史料を多数含んでいることが明らかになった。革命の時期に地方都市や農村で何がおきていたのか、無名の市民たちが何を考えていたかを教えてくれるだろう」と同センター研究員のマリア・プジョルスさんは語った。

オート・ロワール県での陳情書。

全国三部会で何を要求するか、身分ごとにまとめたのが陳情書だ。

オート・ロワール県の文書館にも残っていない陳情書が、ベ文庫には含まれていた。

2007年12月13日

三重大が環境ISO認証を取得(三重)

三重大は環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」認証を取得し、学内で認証式が行われた。取得を目指す「環境ISO推進室・学生委員会」が学内に設置されて1年10か月。取得活動が、数々のハードルを乗り越えてゴールを迎えた。三重大では国立大学法人化以降、環境ISO取得が検討されてきた。

学生が近隣住民とキャンパス裏の町屋海岸を清掃したり、学内公募で環境保全活動のシンボルキャラクターや啓発ポスターを作ったりする活動を進めてきた。全学生と教職員へのエコバッグ配布や、レジ袋有料化の成果にも結びつけた。

2007年12月10日

「学力向上サミット」提言…教育再生会議素案

第3次報告素案の概要が明らかになった。

集中審議で詰めの作業を行い、25日に予定している総会で第3次報告を決定する。

国が各都道府県に呼び掛けて出席を求め、各学力向上への取り組みや課題などを紹介し、議論する。

このほか第3次報告の素案では、大学改革について、「学長が最終責任者として、大学の運営管理を行うため」として、学長・学部長選挙の廃止を盛り込む。

第三者評価については、国の運用指針を参考に教育委員会が外部の有識者や実施することを明記。

行政から支給された「バウチャー」(クーポン券)を通いたい学校に渡す教育バウチャー制度は明記しない。

2007年12月07日

東京農大と北見工業大が協定締結(北海道)

強みを併せ持つ学科の新設などを検討するという。協定は4日に東農大の世田谷キャンパスで締結された。

協定は相互の得意分野を生かして大学の魅力を高め、学生を確保する狙いもある。講義「オホーツク学」に視点を取り入れ、両学生が受講できるようにする両大学の教職課程を学生が受講できる仕組みをつくり、取得可能な教員免許(東農大は農業、理科、公民・社会、北見工大は工業)を共通化する――などが検討されている。

東農大の黒瀧秀久オホーツク実学センター長は「協定でそれぞれの持ち味を生かし、地域により根ざした大学に成長したい」と話している。

2007年12月06日

東海大が「ル・マン24時間」レース参戦 大学で世界初

東海大学(神奈川県平塚市)は来年6月にフランスで開かれる世界最高峰の自動車レース「ル・マン24時間耐久レース」に参加を申請すると発表した。認められれば、大学チームとしては出走になるという。参戦車両「TOP03」の模型なども公開した。東海大は01年から、工学部の林義正教授の研究室が中心と参加に向けてエンジンなどの車両開発を続けており、05年には実験車が完成した。

参戦には外部からの研究費、学内外の寄付などでまかなうという。

ル・マンレースは世界三大自動車レースの一つで、周回コースで周回数を競う。