2007年07月26日

医師不足解消で、札幌医科大が特別推薦枠(北海道)

卒業後に勤務を義務づける特別推薦制度の導入を検討していた札幌医科大学は来年度医学部入試から、特別推薦枠を設け、在学中の6年間で奨学金貸与制度を導入することを決めた。推薦枠確保のため、2次試験の後期日程は廃止する。

同大卒業後の一定期間、道内の地域医療に従事すると確約する条件が課せられる。

医学部入試は、2次試験の前期日程で60人、後期日程で20人が定員だった。

期日程を廃止し、特別推薦に前期日程に15人を振り分ける。同大では「前期と後期では受験層の差がほとんどない。推薦制度で受験生の多様性は確保されている」としている。

2007年07月25日

連携:神戸大と神戸薬科大、医療・薬学研究で /兵庫

神戸大(神戸市灘区)と神戸薬科大(同市東灘区)は医療や薬学の教育・研究の連携に関する協定を締結した。両大学の大学院は08年度から単位互換制度を導入する。両大学の教員が講義をする「専門薬剤師養成コース」を神戸大大学院医学系研究科に設置するほか、両大学の学部学生がグループになって神戸大医学部付属病院(同市中央区)などで体験学習をする。

両大学は、連合大学院設置を目指し、学生と教員の連携交流を進める。

2007年07月13日

県立大:工学部に電子システム工学科 08年4月新設へ--彦根 /滋賀

県立大学(彦根市)は08年4月から工学部に電子システム工学科を新設し、環境科学部環境計画学科の2専攻と人間文化学部生活文化学科の3専攻をそれぞれ学科に改組すると発表した。情報工学の分野で活躍できる人材養成を目指し、地域産業界からの要請に応える狙い。

環境科学部環境計画学科は、環境社会計画専攻を環境政策・計画学科にし、環境・建築デザイン専攻を環境建築デザイン学科とする。

人間文化学部生活文化学科の▽生活デザイン専攻を生活デザイン学科▽食生活専攻を生活栄養学科▽人間関係専攻を人間関係学科--にそれぞれ改組。学科とも定員は変わらない。

2007年07月11日

一橋大:総合雑誌『merc』を創刊

一橋大(東京都国立市、杉山武彦学長)が、雑誌『merc』(メルク)を創刊した。オールカラーA4変型判で教官や学生が執筆。刊行を予定しており、大学紹介誌でも研究論文集でもない独特なスタンスの総合雑誌だ。創刊号はイスラムを特集して、イラン大使のインタビューやアフガニスタンの現地ルポを載せた。

エッセーや書評欄、料理の記事まである。一橋大は、昨年3月まで、教官や大学院生の論文発表媒体として月刊の『一橋論叢(ろんそう)』を刊行していた。

伝統が学部横断型の雑誌だったが、専門性が高く読者は限られていた。『merc』を刊行した。

2007年07月09日

大学入学遅らせボランティアなど経験 ギャップイヤー

英国では大学入学の決まった若者が入学を1年遅らせて様々な経験を積む「ギャップイヤー」と呼ばれる取り組みがある。第2次報告にも導入が盛り込まれた。

場をあっせんしたのは、NPO「ギャップ・アクティビティ・プロジェクト(GAP)」。

ギャップイヤー中の若者を支援する英国で大きな組織だ。

日本担当マネジャー、マーガレット・パウエルさんは「文化の違いに対して心を開くうちに、自信をもって行動できるようになる。日本の若者にも経験をしてほしい」と話す。ほか旅費、保険代を負担する必要があるが、住居や食事などは受け入れ先が用意する。

2007年07月06日

横浜国大、博士課程入学者に最高360万円 

横浜国立大大学院工学府が今年度から、入学者に最高360万円を支給する制度を導入した。

併願も可能。今年度は8人が決まっている。博士課程の学生はTA(ティーチングアシスタント)やRA(リサーチアシスタント)などとして、給与をもらいながら研究するのが普通だが、授業料(同大では年額53万5800円)を払って研究するのが一般的だ。

博士課程の学生の約3分の1が利用している日本学生支援機構の奨学金(月額12万2千円ほか)は貸与制。

大学教員などに15年以上就けば返済を免除される制度が04年度に廃止されたため、経済的な理由から博士課程進学を断念する学生が少なくないとされる。